おもな活動

これまでの活動については「SL活動ブログ」で随時更新中!


①SLは地域防災の担い手に~自主防災活動や防災訓練・防災フェアへの協力~

 SLは、地域の担い手として、それぞれが居住する自治会や自主防災組織で、講座で学んだ知識や技能を発揮しています。

また、SL仲間の自治会の防災訓練などを支援することによって、さまざまな経験知を蓄え、共有し、防災意識を高めることにつながっています。

               >>地域防災の活動事例をまとめた「市民の防災≪事例集≫」

 その他にも、各地の総合防災訓練や防災フェア等に参加・出展を行っています。

特に大きな防災訓練としては南関東地区で実施される「九都県市合同防災訓練」ではメインとなる幹事会場(1都3県の都・県・政令指定都市)を中心に開催地在住のSLを中心として訓練に参加、防災啓発のブース出展を行っています。

ブース出展では災害時の食事、簡易トイレの作り方など災害時に役立つ情報の発信を行っています。

 

 また当会では「非常用炊出袋」を頒布しており、災害時の食事を扱うイベント等では炊出袋の使い方や実際に炊出袋を使用して作った料理の試食を行っています。

詳しくは上記の青字の「非常用炊出袋」をご確認ください。


②教育・研修の講師として派遣

 SLは各地の自治体、学校、企業等で講師として防災教育活動を行っています。

神奈川県では神奈川県教育委員会からの受託事業としてDIG研修(※)を行っています。

現在は公立学校(小・中・高校・養護学校)の教員研修、各学校の防災担当研修の中でDIGの目的や指導方法などの講習を行っています。また生徒に直接DIGの指導を行っています。

他にも展示会の出展では災害食の作り方や簡易テントの作り方等、大学では応急手当講習など行っています。

 

※DIG:Disaster(災害)・Imagination(想像力)・Game(ゲーム)の頭文字からの造語であり「災害図上訓練」の1つ。

詳細は静岡県ホームページ


③SL独自の訓練や企画セミナーを開催

 SL会員の防災活動やボランティア活動の経験は1人1人違います。

消防出身者や自治会の防災担当者のメンバーも多く在席していますが、経験のない方も気軽に参加することができます。

 そうした様々なメンバーが集まる地域のSLネットワークでは、お互いの地域の訓練やイベントに参加・協力し合うことで、知識や経験を共有し、より幅広い視点にたった活動につながっています。

 

 当会ではSL同士での合同研修・訓練や年に数回実施される「SL企画セミナー」で研修を実施しています。

企画セミナーでは「初心者のためのDIG演習」と題して、神奈川県でDIG講師経験豊富なSLがDIG未経験のSLにDIGの目的や指導方法を教えています。セミナー後はファシリテーターとして講師の補助を経験し、更に次年度にステップアップとして「講師のためのDIG演習」を受講後に講師としてデビューすることができます。

 SLネットでは自分の知識や力をただ発揮するだけでなく、吸収し様々な場所、場面で「還元」することができます。

 

また、一般公開向け企画として専門家をお迎えし、講演会等も不定期に開催しています。

詳しくは「防災教育・防災研修」をご覧ください。